キッチンの浄水器のカートリッジを購入しようと思った時に、通販サイトの合わせ買いに「浄水シャワー」なるものが出てきて、何だろう?と気になったので調べて見ました。

浄水シャワーとはどんな商品かというと水道水に含まれる塩素を取り除くという商品でした。

必要性がいまいち分からなかったので調べていったのですが塩素がたんぱく質(髪)を損傷するのが、お風呂あがりに髪の毛がキシキシしたりパサパサになる原因だからそれを除去できるとお風呂あがりの髪の状態が良くなるよ、という意味合いの商品でした。

塩素がたんぱく質(髪)を損傷する、というのは正確には塩素が水に溶けると次亜塩素酸という物が発生し、これがたんぱく質を酸化する→たんぱく質がたんぱく質じゃいられなくなる、=髪(たんぱく質)が傷んだと呼ばれる状態=キシキシ・パサパサな触り心地になっている状態、って事みたいです。

また、肌や頭皮もたんぱく質なので、塩素は髪のキシキシだけでなく肌荒れとかの原因にもなる事があるみたいです。

ヒリヒリとかガサガサとか。アトピーの方は肌が敏感なため、結構困る事があるみたいです。

なので、髪の毛のキシキシ・パサパサや肌のヒリヒリを軽減できる様にしたい!=水道水に含まれているこの塩素を取り除く=浄水シャワーを使用する方法がある、という事の様です。

結局、髪質をサラサラレベルにしたいわけではなかったですが、お風呂上がりに髪を触るとキシキシになっている事があったのと、知っちゃうと何か気になるって事で浄水シャワー(クリンスイのSK106W)を購入しました

この記事はその購入検討時に調べていて知った以下の様な事(キシキシやパサパサになる原因などについて)をまとめたものです。

が、理解が不十分で間違いがあるかもしれないです。参考程度で読んで頂けると幸いです。

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キシキシな髪とはどんな状態になっている事なのか?

キシキシな髪は髪が傷んでいる状態って事みたいです。

髪が傷む、という意味は基本はたんぱく質が壊されるって事みたいで、髪(たんぱく質)が壊されるのはどんな時かというと、主に熱や紫外線があたった時、物理的な摩擦があった時、静電気が起きた時(起きている時)、ヘアカラーやパーマをかけた時等です。

パサパサな髪ってのはどんな状態になっている髪の事なのか?

また、パサパサしている髪は、水分が少ない髪という事で、傷んでいて髪の毛の内部が水分を保持できない髪、という事みたいです。

髪の毛の構造は真ん中に一本芯があり、その周りに水分等を保持する部分があり、その一番外によく聞
くキューティクルって部分があるみたいです。

パサパサヘアーにサヨナラ 乾燥の季節!髪と地肌の対処法|髪と地肌の乾燥「基礎知識」|All About Beautyより引用

髪というのは簡単に言うと、3層構造になっています。ちょっと、お寿司の”かっぱ巻き”を想像してください。カッパ巻きは、まずご飯があってその中にきゅうり、そして海苔で巻いてあります。髪の構造も同じです。髪の細胞にあたる部分が「キュウリ」、髪の栄養つまりタンパク質が「ご飯」そして髪を保護してる部分であるキューティクルと言われる物が「海苔」だと考えていただくとわかりやすいでしょう。「海苔」の部分キューティクルと言うのは魚の鱗(うろこ)の様に何重にも重なり合っています。乾燥の場合このキューティクルの隙間からの水分補給が問題になってくるのです。水分はこの、髪表面のキューティクルの隙間から入り込みます。

上記の記事でいう「海苔」が髪の一番外に何枚もあってズレて何層にも重なっていて、普段はピタっとくっついているけど、海苔が傷んでくると端っこが上がって、それが触り心地として表れてくる様です。

ピタっとしている時は(キューティクルが閉じている時は)、サラサラな感触で(引っ掛かりがない状態)、端っこが上がっている時はキシキシな感触になるとの事。(引っ掛かる状態。)

ささくれみたいな事だと思いました。

また、「キューティクルが開く」って表現もよく聞きますが、これは何重にもなっている層の隙間が開くという事の様です。

隙間が開いた状態が続くと髪の内部の水分がその隙間から蒸発していき、パサパサな髪に近づくとの事。

キューティクルの隙間は上述した「髪が傷む様な事」(熱とか紫外線とか摩擦とか)が起きると開いたてしまう様です。(逆に開いた状態でトリートメントを使うと内部に成分が入っていってくれるので効果的との事。)

なので、髪の毛を傷ませない、というのがキシキシ(触り心地)やパサパサ(水分不足)の予防になるみたいです。

その他キシキシとサラサラを分ける「MEA」というアブラ

また、他にも髪の一番外(キューティクル)についている「MEA」と呼ばれる脂質が、日々の生活でとれちゃうと、キューティクルが浮き上がりやすくなり、浮いたり結びつきが悪くなった分、髪の触り心地が悪くなって、キシキシって感じたりゴワゴワって感じたりするという事もあるみたいです。

「脂質」なのでこれが適切な量、髪についていないと滑りが悪くなったと感じてキシキシな触り心地になる。

車のギヤに塗るオイル等と同じだと思いました。滑りを良くするという意味で。

参考サイト:髪のダメージ|花王株式会社 ヘアケアサイト

MEAも、髪を傷ませない様な事に気をつけながら生活すると適切な量を保持する事ができる様です。

何で髪を洗うと髪の毛がキシキシするのか?

そしてお風呂から出た後に髪の毛がキシキシになる主な原因は、上述しましたが、水道水に含まれる塩素でした。

水道水に含まれる塩素(残留塩素)もたんぱく質(髪)を損傷させる、様です。
(損傷するというのは、塩素がたんぱく質に吸着してたんぱく質をたんぱく質でいられない状態にする、という意味の様です。)

なので、お風呂の後、髪がキシキシするのは塩素がたんぱく質を壊したからです。(写真は私が購入したSK106Wの外箱です。)

SK106Wの外箱の髪のキューティクルの箇所

たんぱく質と塩素が吸着≒たんぱく質(髪)が破壊された=傷んでいる髪=触るとキシキシする髪となる、となってしまうみたいです。

なので、お風呂で髪を洗う時に髪を傷めない様にするには、塩素を除去する(減少させる)と効果がある様です。

プールから出るとかなりキシキシする感じがしますが、プールから出た後の髪のきしみもお風呂を出た後の髪のきしみも同じ様に水道水の塩素が主な原因になっている様です。

更に、プールは長い事髪が水道水に浸かっているし、自然乾燥⇔水道水に浸かるの繰り返しだし、紫外線も浴びる、から余計にキシキシを感じやすくなるのだと思います。

ちなみに水道水もプールも塩素の量は同じぐらいの様です。プールの方が多いかと思ってました。
参考サイト:プール水に「塩素」が入っている理由は?|中野区公式ホームページ

何で水道水に塩素が入っているのか?

何で水道水に塩素が入っているかというと水道水の菌を殺菌して病気になるのを防ぐためです。
参考サイト:第20回 塩素消毒の効果 |東京都水道局

塩素消毒は必須だし、飲んでも人体に全く問題はない量だけど、髪や肌に影響が出る事はある様です。

これ以上傷ませない様な事を意識するのが重要

ちなみに髪は死んでいる細胞で自己修復機能はない状態なため、自然にしていたらそれ以上状態は良くならない様です。
(伸びてきた髪の根元や髪が抜けた毛根から生え変わってきた髪は、ツヤツヤとかサラサラな状態の髪です。その後生活の中で上記の髪を傷ませてしまう様な事があると、だんだんキシキシに近づいていく、という事でした。)

なので、髪質を変えていくには(伸びてきた質の良い状態の髪を保ったまま全体的に伸びるまで待つには)、トリートメントを使って髪の内部から状態を良くする様にしたり、コンディショナーで髪を外側からコーティングしたり、これ以上髪の傷みを進行させない様な事を意識するのが重要との事。

塩素除去したり、帽子で紫外線をカットしたり、ドライヤーは熱で乾かさないで風で乾かす様に気をつけたり、キューティクルの重なりに逆らわない方向(根元から毛先への方向で髪を触る)で髪を洗ったりドライヤーをかける様にしたり。(物理的な摩擦の軽減という意味で。)

髪の毛がキシキシになるのを防ぐためやった事や見直した事

私の場合は髪の毛がキシキシになるのを防ぐために以下の様な事をしました。

  • 塩素を除去できるシャワーヘッドに交換した
  • コンディショナーとトリートメントの使い方を見直した
  • ドライヤーのやり方を見直した

関連記事:髪質をパサつき少なくボサボサしづらい程度に改善するためにやった事や見直した事

まとめ

  • キシキシな髪=傷んでいる髪
  • パサパサな髪=水分の少ない髪
  • 髪が傷んだというのは主にたんぱく質が壊されて髪の構造が正常に保てなくなる時の事
  • たんぱく質(髪)が傷むのは、紫外線を浴びた時、熱を浴びた時、静電気が起きた時、物理的な摩擦に耐えられない時、パーマやカラーリングをした時等色々ある。その一つに塩素による酸化もある。
  • 水道水には殺菌消毒のため塩素が含まれている
  • 除去すれば、髪を傷める原因の一つを軽減できる

という事で、私はシャワーヘッドを変えるだけでキシキシがある程度軽減できるんなら結構良いなって感じ若干必要性を感じたので浄水シャワーを購入する事にしました。

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