革ベルトへのDバックルの取り付け方と交換作業をする時にちょい気をつけた方が良いと思った事を記載します。
取り付けにはバネ棒外し等が必要
Dバックルの取り付けにはバネ棒外しを使いました。
これです。↓
関連:時計バンドの交換方法
単体では800円程度です。バンド購入で付属する時もあります。
バンド交換の時にも必要になる工具なので。
1.ベルトの尾錠を外す
Dバックルを取り付けるには、まず最初にバネ棒外しを使って革バンドの「尾錠」を外します。
尾錠っていうのはバンドについてるこれの事です。↓
E字型の留め具です。表記は「美錠」の時もありました。
横部分に小さい穴があるのでここにバネ棒外しのI字側を入れて押し込みます。
こんな感じで。
写真は既にバンドから外した後ですが、作業時にはバンドについている状態でI字を入れる事になります。
尾錠はバンドに「バネ棒」っていう両端が縮む鉄の棒で固定されているだけなのでI字で押し込んでバネ棒を動かせばすぐ取れます。
(2個上の写真の一番右にある鉄の棒が「バネ棒」っていうパーツです。)
2.Dバックルのバネ棒を外す
その後にDバックルのバネ棒を外します。
尾錠と同じようにバネ棒外しのI字側で押し込めば外せるようになってます。
3.尾錠がついてた所にDバックルを取り付ける
尾錠がついてた所にDバックルをバネ棒を使って取り付けます。
尾錠とDバックルの端を入れ替えるっていう感じです。
この際、尾錠を固定していたバネ棒とDバックルについてたバネ棒のどっちを使うか迷うと思うのですが、というか私は迷ったのですが、私は尾錠が固定していたバネ棒を使う事にしました。
微妙にバネ棒の太さが違ったので。
ガタガタするのは嫌だったので私はバンドの尾錠についてた方にしましたが取り付け自体はどっちでもできます。
バネ棒の横幅は同じなので。
というよりDバックル購入時に尾錠の幅を確認してその幅のDバックルを購入する事になります。
関連記事:時計のベルト(バンド)の選び方
Dバックルを取り付ける時には、上下、というか時計を装着する時の方向を確認した上で取り付ける様にして下さい。
間違えてもすぐやり直せますが二度手間になるためです。
交換作業時にちょっと気をつけた方が良いと思った事。
Dバックルの取り付けで気をつけた方が良いと思ったのは、
- Dバックルのバネ棒を外す時に飛びそうになる
- Dバックルを付けるとベルトの径がちょい大きくなる
っていう部分です。
Dバックルのバネ棒を外す時に飛びそうになる。
Dバックルについているバネ棒はI字で押し込んだ後すぐに勢いよく飛びそうになるので注意して下さい。
というか私の場合は飛び出したので探す事になりました。
なので、大きいタオルで手を覆った上で作業したり、手でバネ棒を掴んだ状態でI字を入れたり、等で、飛んでも問題ないor飛ばない状態、にしてからI字を入れる様にして下さい。
逆側のバネの力で結構な勢いで飛んでいきますので、目とかには気をつけて下さい。
時計ベルトの径は少し広くなる
Dバックルを付けるとパチッと止める部分から尾錠部分(革ベルトへの固定部分)までの長さ分くらい、少し径が長くなります。
ので、今一番短い穴で使ってて丁度っていう場合は、少しだけ緩くなるので注意して下さい。
と言ってもそんなに大げさに長くなるわけではないのですが、新しく穴を開ける必要が出て来る事もあるかと思います。
作業時の注意点というか購入前の確認や、バンド購入時の注意点って感じの事ですが。
私が使用しているDバックルの場合は1.4cmくらい(ベルト穴2個分くらい)広くなりました。
まとめ
という事で、Dバックルの取り付け方法は、
- バネ棒外しを用意する。
- 尾錠を外す
- Dバックルの端を尾錠があった所に取り付ける
という流れです。
難しい作業はなかったので取り付ける時に迷う部分はほぼ出てこないかと思います。
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