使用していた混合水栓の取り外しが終わったら、以下の様な流れでキッチンの水栓の取り付けを行います。
- 台座を設置する
- ホースを傷付けないように上から入れていく
- 台座に混合水栓を固定する
- おけを止水栓の下に設置する
- 止水栓をちょっとだけゆるめてゴミを出しておく
- ワンタッチソケットを止水栓に装着する
- ホースをワンタッチソケットに固定する
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説明書の施工手順がすごく分かりやすい
キッチンの水栓の取り付けの流れは水栓を購入すれば説明書がついてきます。
以下は、私が購入したTKGG31E(TOTO)の説明書に記載されてる施工手順の図です。
マニュアルにはこんな感じの図が記載されて取り付けの説明もあります。
説明書の通りにやれば、取り付けは簡単でした。
取り外しがたいへんだっただけに拍子抜けレベルでした。
参照:⇒六角ナットで銅管タイプの混合水栓の取り外し方法
取り外しは物によっては難しい事があるので、その場合には業者さんに電話して頼むのもアリです。
水の救急サポートセンター↓さん等。
時間かからず、すぐ使用し始められるので。
取り付けの概要
が、購入前に自分で取り付けられそうかの確認がしたい事があると思うので、以下に取り付け作業の概要を記載します。
台座(上面施工用アダプター)を設置する
まず、台座(上面施工用アダプター)を設置します。
水栓を取り外した後の穴はこんな感じ↓になっているので、
ここに「上面施工用アダプター」(付属品)を通していきます。
上面施工用アダプターというのはこれ↓です。これを下の部分を斜めにしながら穴に通していきます。
通した後にシンクの下から覗くとこんな感じになってます。
シンクの上から見るとこんな感じになっています。
この白いプラスチックの部分が上に持ち上がる様になっているので、上に引っ張り、シンク下の金色部分をシンクの下部分(木材部分)に近付けます。
その後、付属の長いネジを使って木材を挟み込む様な感じで固定します。
(分かりづらいかもしれませんが、「上面施工用アダプター」に2つネジ穴があるので、そこに長いネジを通して、固定します。)
その後、白い部分を下に押し込み、台座の設置が完了します。
(ここまでが、上のマニュアルの施工手順②の部分です。)
その後は台座の穴の間から混合水栓のホースを傷付けないように入れていきます。
(水栓の取っ手部分やパイプ部分とホースはくっついた状態で梱包されています。なので、取り付け時に混合水栓本体にする事は何もなかったです。)
その後は台座に混合水栓を固定します。
「六角棒で回せるネジ」が付属するので、それを使って水栓と台座を固定します。
その後、止水栓に「ワンタッチソケット」なる物を取り付けます。(これも付属品です。)
こういった見た目の物です。
この際、ワンタッチソケットを取り付ける前に、何もつけない状態で止水栓をちょっとだけゆるめてゴミを出しておきます。なので、下におけ等を置いておく必要があります。
ワンタッチソケットを止水栓に取り付けるとこんな感じになります。
下部が六角ナットになっているので、モンキーレンチで止水栓に固定します。
また、ついている紙は破らないでこの状態で使用する事になります。
(これも説明書や付属の紙に記載があるので、作業時に確認して下さい。)
その後は、混合水栓のホースをワンタッチソケットにカチッとするまで押し込んで固定します。
水側(給水側)、お湯側(給湯側)は一目で分かる様にシールが貼られていました。
ここまでで、混合水栓の取り付け作業は終了で、その後、止水栓を緩めて水やお湯が正常に出るか確認する事になります。
やる事は簡単ですが、少しは時間かかります。
掃除だったりもあるので。
それが面倒な場合は、やっぱ電話して業者さん↓に頼む事になります。
どの混合水栓を買うかまだ決められていないっていう場合は、選ぶ時に確認しといた方が良いと思うことをまとめたので、こちらの記事を参照して下さい。
ちょっとつまづいた所や時間がかかった所
キッチンの水栓の取り付けは、実際にやり始めてみれば難しくは感じないと思いますが、ちょっとつまづいた所や時間がかかった所があったのでそこを記載します。
台座と水栓を固定する時にスマホのインカメラを使用した。
私が購入したタイプ(シングルレバーの混合水栓)は、台座と混合水栓の固定に小さいネジを使用するのですが、固定ネジが中々入らなくてちょっと時間がかかりました。
台座のネジ穴と水栓の穴が中々合わなかったです。
ネジ穴は裏っかわにあるので、シンクの向こうに行けない場合は直に目で見て合わせる事はできませんでした。
なので、スマホのインカメラで見て、穴をちょっとズラす、インカメラで見て合わせる、ってやってネジ穴の位置を調整しました。
私の様に合わせられなくなったら、スマホの自撮り側や鏡などを使用してみて下さい。
また、浄水器つけてると自重でちょい斜めってるのでやりづらいのですが、手で傾きを抑えながら仮止めネジを入れてくと、す~っと入ります。
ネジ入れに力は全くいらなかったです。
また、ネジは付属の六角棒で回すネジです。
プラスドライバーで回す様なネジではありませんでした。
止水栓にホースをつける時はゴミを出す。
上述したましたが、取り外し作業でかなり時間がかかっていた場合は、ワンタッチソケットを固定する前に、水を出してゴミを取り除くのを十分にした方が良いかと思います。
シンクの間は木材でできてたので、その破片が気になったので私は出しました。
マイナスドライバーで止水栓をちょいひねるとチョロチョロ水が出てきます。
ので、止水栓の下に「湯おけ」かなんか置いといて下さい。
私はお風呂のおけを使いました。
また、止水栓自体の汚れ除去のため、ぞうきんとかキッチンペーパーを用意しておいた方が良いかと思います。
ホースの半透明のキャップは外す
また、ホースを止水栓に付けたアダプターに固定する時には直前に半透明のキャップは外します。
取り付けの説明書を見ている時にちょっと迷ったので記載しておきます。
混合水栓の取り付けで必要だった物
混合水栓の取り付け作業で必要だった物は以下の物です。
- 小さいマイナスドライバー(止水栓)
- おけ(水受け)
- +αで鏡やスマホのインカメラ、キッチンペーパー
取り付け作業では工具らしい工具は必要ありませんでした。
取り外しでは結構使う事になりましたが。(六角ナットで固定の銅管タイプだったため。)
まとめ
キッチンの水栓の取り付けって、自分でやるのはかなり大変なイメージがあるかもしれませんが(私はそう思ってました。)、今販売されている製品はホースがチューブ状だし、台座(上面施工用アダプター)を使用してのシンクとの固定なので簡単でした。
また、私は六角ナットで銅管の混合水栓からの取り替えだったので「台座の固定」っていう作業がありましたが、既に台座で固定のタイプの使っているならば水栓の取替えはもっと楽です。
止水栓止めて、ホースの固定外して、ネジ回す、だけで水栓の取り外しが完了しますし、取り付けも逆の手順でやれば良いだけなので。
(自分の家の水栓がナット式か台座式か分からない場合はこちらの記事を参照して下さい。⇒自分の家の混合水栓がナット式か台座式かを確認するには?)
という事で、以上が水栓の取り付け方法に関する事とちょい引っ掛かった事でした。
「取り付け自体はできそうだけど、取り外す→取り付ける、を考えると時間かかりそう」って場合は、業者さんに電話して交換してもらうのがやっぱ選択肢になります。
水の救急サポートセンターさんは、出張無料・見積もり無料です。
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