自分で混合水栓を交換してみて分かった「選ぶ時に確認した方が良いポイント」は以下の様な事です。
- 銅管の長さ・ホースの長さ
- シンクのどの位置まで蛇口が来るか
- 取り付け穴の直径
- 水栓の上に必要な空間があるかどうか。
- 浄水器が合致するかどうか(蛇口取り付けの場合)
- 高さ(高さがある方が洗い物しやすいです。)
選んだ混合水栓は、自分で取り付けるのももちろん可能ですし、業者さんに電話して取り付けを頼むってのも可能です。
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銅管の長さ・ホースの長さを確認しておく
混合水栓を購入する時は、銅管の長さやホースの長さを確認して下さい。
銅管やホースの長さ(シンク下から止水栓までの距離)は、使用中の混合水栓の型番で検索すれば図面が出てくるのでそこで確認する事ができます。
私の場合は、メーカーHPに行って、キャップやパイプの見た目から調べていきました。
(→型番を調べた時の流れ)
メジャーを使って実際に測っても問題ないです。
シンク下に潜って。
私は元々の水栓が、直管で348mmで、新しく購入したのは400mm±10mmで使用する事ができました。
ホースの長さがちょっと気がかりだったのですが(5.2cmの差)これでいけるのかつけてみようって感じで購入しました。
ホースの場合は止水栓に取り付けた時にたわみが出るので、少しの長さの差ならば問題なかったです。
蛇口がシンクのどの位置まで来るかの確認
蛇口がどこまで来るのか?も水栓購入前に確認しておいた方が良いです。
水栓の蛇口がシンクのどの位置まで来るのかは、商品ページで確認する事ができます。
奥過ぎると常に体がくの字型になり易くなって食器洗いがきつくなるので気をつけて下さい。
私的には、蛇口の位置はかなり手前でもいいって感じです。
水ハネの問題はもちろん出てきますが。
固定穴の直径も確認する
また、シンクに固定するタイプの場合は固定穴の直径も確認して下さい。
「上面施工用アダプター」を設置する穴の直径です。
使用中の水栓の直径>購入予定の水栓の直径、ならば使用できます。
同程度の大きさならもちろんそのまま設置する事ができますし、シンクの穴の方が大きいならば別途プレートを購入すれば取り付けられます。
(アダプタ的なプレートが販売されています。それを下にかませて穴を調整します。)
私の家の場合はシンクの穴の直径は35mmでした。
購入したTOTOの水栓の直径が37±2mmだったのでギリで不安がありましたが、問題なく取り付けることができました。
ダメだったら木を削ってちょっと頑張って台座を設置しようって思っていたので普通にそのまま設置する事ができて助かりました。
(私の家の場合は木材の上にシンクの素材の物がそのまま貼られているって感じの状態でした。)
こういったのも業者さん↓に頼んだ場合は、何とかしてくれたりもします。
そもそも水回りの事は全般的にやっていて台所のリフォーム系の事もしてもらえるので。
(現場に来てもらった最初に作業内容の確認と料金の見積もりがあります。)
水栓の上の空間の確認
また、水栓の上に必要な高さ(空間)があるかどうかも購入前に確認して下さい。
足りなかったらつっ掛かって設置する事ができないので。
私の場合はかなり高さのある混合水栓が欲しかったのですが(食器洗いのイライラ対策で)、上の空間に台所用品を置く棚が備え付けで設置されてるのである程度の高さまで妥協する必要がありました。
使用中の浄水器が使えるかも確認
蛇口取り付けの浄水器を使用している場合はそれが使用出来るかも確認して下さい。
アダプタがあるので大抵のメーカーなら大丈夫なのですが、いざ水栓を購入して使用中の浄水器が取り付けられないタイプって事になったら再度買い替えることになるので。
また、アダプタ自体をきちんと保管しているかどうかも確認しておいて下さい。
捨てちゃっていないか。
「水栓の型番 使用中の浄水器の型番」などでネット検索すると取り付け出来るか分かることがあります。
ちなみに私が購入した混合水栓TKGG31E(TOTO)↓にクリンスイのMD201浄水器を付ける場合は、水栓に付属している外ねじアダプターを蛇口に付けた後、クリンスイのTOTO用のアダプターをつけると使用する事ができます。
蛇口の高さも確認する
また、確認する事が多すぎて大変ですけども、パイプの蛇口位置の高さも確認して下さい。
シンクの下の部分から蛇口までの高さです。
これも食器を洗う時関係の事なのですが、私の場合は高さがある方が、食器洗いのイライラが軽減しました。
蛇口とシンク間のスペースは広い方がイライラしないです。
上述したように私の場合はちょっとしか高くできなかったのですが、それでも幾らか楽になりました。
水栓設置の上の空間に余裕がある場合は蛇口が高いものを選ぶのがおすすめです。
蛇口取り付けの浄水器を使用している場合はアダプタと浄水器を含めた分の高さを加味して下さい。
まとめ
以上が混合水栓を選ぶ時に確認した方が良いと思ったポイントです。
混合水栓選びの一番最初の絞り込みをどうすれば良いのか分からない事があると思いますが、私の場合は、通販サイトのランキングやレビュー評価の高い商品の中から、見た目的に良さげな物(上述した、シンクまでの高さ、蛇口がどこまで来るか、等)で絞り込んでいきました。
その後、その中で直径が合う物やホースの長さ、浄水器の可否、上の空間等を見ていき、最終的にTOTOのTKGG31Eに決めたっていう感じです。
という事で、混合水栓の選び方でした。
選んだ混合水栓は、自分で取り付ける事もできますし、面倒だったり難しく感じるって場合は電話して業者さんに取り付けてもらうって事もできます。
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