キッチンの水栓が水漏れしたので水栓を自分で交換してみる事にしたのですが、結構工具が必要でした。
私の様に何が必要か分からない方もいると思うのでこの記事に記載します。
私は銅管で六角ナットでシンクに固定の古いタイプの水栓を交換しました。
結論的には、必要だったのは、一般的に使う工具、幅広のモンキーレンチ、専用工具、でした。
一般的に使う工具を持っていない場合には(一式セット等)、工具を買わずに取り付け自体は業者さんに頼むのは全然ありだと思いました。
水栓交換の事だけを考えるならば、ですが。(後々他の事での工具使用を考えない場合という意味合いです。)
「水の救急サポートセンター」さん↓など。
専用工具だけじゃなく、ゼロから工具を揃えるのならば費用もまぁまぁかかりますし、水栓自体、水道蛇口自体の交換はタイプによっては結構大変なので(特に私と同様の銅管タイプの場合)、頼んじゃって速攻交換&工具分の費用もあてれてるってのはかなりメリット感じると思います。
水栓交換をするのに必要だった工具
水栓交換をするのに必要だった工具は以下の物です。
※★マークは銅管で六角ナットで固定の混合水栓の場合にのみ必要な物です。★がついていない工具は台座式・ナット式共に共通で必要になります。
- ★ラジオペンチ
銅管を固定している金色のナットを外した後の、逆弁みたいな固定する部品の口を開けるのに使用。(とりやすくするために使用) - ★プライヤー
上述の部品(銅管からズリ落ちない様に固定する部品)を取り除くのに使用 - スーパーワイドモンキーレンチという商品
止水栓に「ワンタッチソケット」っていう部品を取り付ける時等に使用。対辺が27mmいくかいかないかくらい(素人採寸)のナットで固定する部品で、私のモンキーレンチだと口幅が足りなかったため購入しました。写真の物は口幅38mmです。 - ★普通のモンキーレンチ
ナットの固着がすごかった時にモンキーレンチ2つをセットしてどうにかこうにか緩めた時に使用しました。口幅26mm。 - 短いマイナスドライバー
止水栓の水を止める(流す)のを調節する時に使用。私の家の場合はシンク下にプラスチックの管があって、通常の長さのマイナスドライバーではつっかかって回せなかったためです。ので、この全長85mmの短いマイナスドライバーを使いました。 - 普通の長さのマイナスドライバー
これも止水栓を回す時に使用しましたが、短いのがあるなら必要ないです。 - ★シンク裏の六角ナットを回す専用工具
金色の六角ナットでシンクに固定されているタイプの場合、水栓交換には専用工具が必要になります。↓
シンク裏の六角ナットを回す専用工具
★専用工具というのはこれです。私は三栄のPR357(混合水栓のナット締め付け工具)という商品を使用しました。
値段は私が購入した当時は1,512円でした。
こんな感じで使います。
シンクの下から、奥っかわ(壁側)に持って行き、混合水栓を固定している六角ナットに引っ掛けて回していきます。
スパナっぽい部分をナットに引っ掛けた状態で手で押さえて、下の鉄の棒に力を入れてナットの固定を緩めていきます。
何で専用工具が必要かというと、
- 水道の配管があったり、シンクと壁の隙間が狭いから普通のモンキーレンチが引っ掛けられない
- 引っ掛かってもシンクに当たって回せない
- そもそもの六角ナット自体がでかい
からです。
私の六角ナットは直径(?)対辺(?)が36mmありました。
参照:⇒自分の家の混合水栓がナット式か台座式かを確認するには?
なので、自分で混合水栓を交換する場合にはこの工具が必要になります。
いくつか商品がありましたが、私は三栄のPR357にしました。
この工具は水栓交換の時にしか使わないですし、水栓の中でも六角ナットでシンクに固定の物の場合でしか使わないです。
で、今販売されている混合水栓は、シンクへ固定するタイプの場合「台座式」の物が多いです。(=六角ナットじゃないタイプです。)
なので、六角ナットに使うこの工具は、最初の取り外しの一回のみのために購入って感じになります。
その意味で、今六角ナットで固定のタイプならば、最初の交換・取り付けは業者さん↓に頼むってのも普通に選択肢です。
すぐですし、楽なので。
その他の使用する事になった物
その他に使用したのは以下の物です。
- ★セロハンテープ
緩めた六角ナットがどんどんズリ落ちてくるためそれを銅管に止めました。 - おけ
湯桶、銅管を外した時に管に残った水が出てきたり、止水栓の汚れを取り除く時に水を出すので、水受けは用意しておいた方が良いかと思います。 - 手袋
使用期間が長い場合は固定ナットが固くなっているため2個モンキーレンチを使ったので手が痛くなりました。 - マスク
シンクの下でナットを回すため - メジャー
メジャーはホントに銅管の長さと交換する水栓のホースの長さ大丈夫かな?って部分の確認で使用しました。
あと、スタンドとキッチンペーパーも使用しました。
- スタンド
私はシンク下が暗いためスタンドを近くに持ってきて作業しました。 - キッチンペーパー
なんだかんだで手が汚れたり、ゴミがついた工具置きのため等で使用しました。
まとめ
工具をほとんど揃える事になる場合は総額である程度の値段になるので水道業者さんを検討するのもありかと思います。
上述した「水の救急サポートセンター」さん↓等。
「六角ナットで固定の水栓交換のみに使用」っていう、通常はこの先使う機会があんまない工具もあるので。
あと、自分で水栓交換をしてみて思ったのは、工具のあるなしに関わらず、銅管の六角ナットの場合は、業者さんに頼んだ方が無難だなと感じました。
やり方を調べるのにも、作業するのにも結構時間と手間がかかりました。
業者さん↓に取り付けを頼むとしたら、流れ的には、
- 電話して名前・住所・電話番号・依頼する内容を伝える
- 各エリアの現場スタッフが連絡を受け次第来てくれる
- 状況確認
- 料金の見積もり
- 作業内容と料金に納得なら作業を開始してくれる
という感じです。
という事で、水栓交換・水道蛇口の交換で必要になった工具や使用する事になった物でした。
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